ショパン《英雄ポロネーズ》Op.53の楽譜には、細かなアーティキュレーションが書き分けられています。しかし、自筆譜や初版を比べると、その記譜自体にも多くの違いが残されています。長年この作品を弾いてきたピアニストの視点から、「読み終わらない楽譜」の面白さを考えます。