イタリア古着ディグ日記 #20 ARNYS(アルニス) コットンジャケット

古着ディグ日記もいよいよ第二十回を迎え、ブログを始めた8月からこの短い期間でかなり買い物をしていると改めて自覚します。とは言え、洋服好きとしては良いものに出会ったら買わないと言う選択肢はありませんよね。

さて、今回は節目を記念して?と言うわけでもありませんが、たまたま思いがけずに非常にスペシャルなアイテムをディグることができました。それがこちらのARNYSのコットンジャケットになります。

ARNYS Cotton Jacket

ARNYS PARISのコットンジャケット

ARNYSは1933年、フランスの首都パリで創業しました。その洗練されたテーラーリング技術と独特な色使いなどは瞬く間に人々を虜にし、特にサルトル、ジャンコクトーをはじめ、芸術家を中心としたパリの文化人達に愛されていました。最も有名なアイテムとして、コルビジェが1947年に依頼して作ったと言われる「FORESTIER」というジャケットが知られています。全盛期はセーヌ川を挟んで、右岸のHERMÈS,左岸のARNYSと並び称されていました。残念ながら2012年にBerlutiに買収されてしまいその姿を消してしまいましたが、今でも根強いファンがいます。

ARNYS PARISのコットンジャケット タグの様子

ARNYSの特徴として、やはりなんといって象徴的なのがその色使いと素材合わせになります。こちらのジャケットはコットン100%でありながら、部分毎に異なるクロスを使用しており、特に裏地の切り返しは秀逸です。非常に高いテーラーリング技術で丁寧に作られています。ARNYSはそのプレタポルテの多くを、イタリアの名門であるISAIAやCARUSO,Luigi Borrelliなどに依頼していましたが、こちらのジャケットはフランスで作られたものになります。

ARNYS PARISのコットンジャケット 裏地の様子
ARNYS PARISのコットンジャケット ボタン周りの様子

購入時の価格は40€(当時のレートで約7000円)でした。街の広場で行われる様な青空市場では古着を取り扱うお店もあるのですが、まさかそんなところでARNYSに遭遇するとは夢にも見ておりませんでした。恐る恐る値段を聞いてみると上記の価格を伝えられ、現金しかダメだったので速攻でATMに走りました。こういった経験を一度でもしてしまうと沼に入ってしまいます。もちろんかなり配色が派手なので着こなしが難しそうでありますが、臆さず着用していきたいと思います。

いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。もしよければ前回の古着ディグ日記もぜひチェックしてみてください。

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