イタリア古着ディグ日記 #8 Polo Ralph Lauren(ポロ ラルフローレン ) チノ トラウザーズ

はじめに

トラウザーズを古着で見つけるのって、結構難しいと最近感じています。「トラウザーズはクラシックなスタイルのアイテムの中で、最もトレンドの影響を受けやすい」というようなことを、昔YouTubeか何かで見かけたのですが、実際お店で見てみるとやたら太かったり、逆に細すぎたりと中々ちょうどいいのが見つかりづらいと思います。

なので、比較的古着として購入しやすいのはカジュアルな物に偏りがちな気がします。デニムやチノパンツ、はたまたミリタリー物などは比較的シルエットが味になって着こなしやすいと思います。逆にウールのトラウザーズなんかは、もう少し感覚がシビアな気がします。

さて、前置きはこのくらいにして、今回は「なんかズボン欲しいなぁ」くらいに思いながら見ていた所、たまたまディグったラルフローレンのチノパンについて話していきたいと思います。

Polo Ralph Lauren Chino Trousers

"Polo Ralph Lauren"のアメリカ製の2インプリーツのポロチノ。

こちらが今回ディグったチノパンになります。おそらく洋服好きの方であれば誰もがご存じだと思う、いわゆるポロチノと言われる2インプリーツのチノパンです。股上が深く、ズドンと土管のように太く、非常に鈍臭いシルエットをしているのですが、それがかえって味になっているタイプのアイテムですね。チノパンはポロラルフローレンの現行の物や、フランス軍のM52などを所有しているのですが、体感そのどちらよりも、シルエットが野暮ったく感じます。

"Polo Ralph Lauren"のアメリカ製の2インプリーツのポロチノ。プリーチの様子。
2インプリーツ

イタリア古着ディグ日記 #2ラルフローレン マドラスショートパンツの記事でも紹介した通り、イタリアでもラルフローレンは非常に人気です。ただ、年代や生産国による扱いの差はあまりありません。また、日本で古着屋巡りをしていた頃よりも、アメリカ製のものが比較的見つかりやすいような気がします。

"Polo Ralph Lauren"のアメリカ製の2インプリーツのポロチノ。タグ部分。
みんな大好きアメリカ製

ただ一つ気になるのは、このパンツは誰かが後染めで紺色を入れているんですが、タグと、古いラルフローレンについている中のサイズ表記のタグは白いままなんですよね。染まらない素材でできてるとかなのでしょうか?もし詳しい方がいれば教えていただけますと嬉しいです。

"Polo Ralph Lauren"のアメリカ製の2インプリーツのポロチノ。後染めの様子がわかる。
後染めされたポケット

購入時の価格は12€(当時のレートで約2000円)でした。購入したのは街の小さな個人経営の古着屋です。加工が施されているとはいえ、比較的安く購入できたのではないでしょうか。しっかり綺麗に染まっているので、このような加工ならむしろ個人的にはアリだと思っています。引き続きディグ生活を続けたいと思います。

いかがでしたでしょうか。少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。もしよければ前回のディグ日記もぜひチェックしてみてください。

もし気に入ったらシェアで応援してください!

Spotlight

Spotlight

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *