イタリアのディナーシーンでの男性の装いって?相手のために装うという意識|メンズコーデ6選

例えば、なにかの記念日にちょっと良いディナーにお出かけをするとすれば、皆様はどのような基準で装いを決めますか?出かける場所、時間帯、会う人やシチュエーションだったり、さまざまな要素がありますよね。そんな中で「周りに変に思われたくない」ということを考える方もいれば「オシャレしてカッコよく思われたい」と考える方もいると思います。これらの考え方はつまるところ「人にどう思われるか気になる」という他者視点による影響が大きいと思います。もちろん、こういった客観的な視点というのは必ずしも悪ではありませんし、寧ろ自身の装い方に対する良い影響もあると思います。ただ一方で、やはり一番大切なのは「自分自身をどう見せたいか」という一点に尽きるとも言えます。これは決してこれ見よがしに派手な装いをするべきだという事ではなく、自分自身が其々の状況に対してどのような考えを持っているのかという事を示す事が大切だという事です。この二つの考え方は同じことのように見えますが、考え方の方向性が違います。でも、それってどうすれば良いの?と疑問に思う方も多いかと思います。そこで、この記事ではイタリア在住の僕が現地で経験した事を元に、自発的な装いとは何か?という事を問いながら「男性におすすめのディナーコーデ」を写真付きで解説していきたいと思います。

自発的なスタイリングと受動的なスタイリングが生む影響の違い

イタリアでは学位を取る際にカジュアルなパーティを開いたりする人達が多く、僕も以前そういった催しに誘われた事があります。そこでは普段学校では特に洋服に気を遣っているわけでもない友人が、少しオーバードレス気味なんじゃないか?ってくらいにビシビシにスーツを着て参加しているのをみました。曰く、卒業する彼のためにという事です。その自発的に気持ちを着こなしで表している姿を見て、個人的に密かに感銘を受けました。着こなし云々というよりもその気持ちが何より重要なんじゃないかと改めて気づかされたのです。

例えば、あなたの最も大切な友人の結婚式に呼ばれたとしましょう。そこでネイビースーツを着るとしても「周りから変に思われないように無難なネイビースーツを着る」のと「友人の晴れ舞台に精一杯のリスペクトを見せたいから、一番自身のあるネイビースーツを着る」のとでは滲み出る雰囲気はもちろん、相手に伝わる気持ちというのは必ず変わってきます

そういった自発的な発想というのは自然とコーディネートにも影響を与え、自分らしさと相手に対する敬意をどちらも上手く表す事が出来ると思います。これは小技云々よりも最初に大切な事だと思います。

“イタリア”らしい洋服の着こなしとは?現地在住者による考察

ディナー向けイタリア的コーディネート

さて、どんなオケージョンにおいても自発的なコーディネートが大切というお話をしましたが、実際に今回のテーマであるおしゃれなディナーに伺う際、どのように着こなせばいいのか悩む方も多いかと思います。そこで、服オタクとして個人的に実践したり、イタリア生活で見かけたりしたコーディネートをもとに、春夏と秋冬のそれぞれのおすすめを、三段階のカジュアル度別にした合計6体のコーディネートを紹介してみたいと思います。

春夏向けディナーコーディネート

1. カジュアルジャケットコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 春夏 カジュアルジャケットコーデ

まずは最もカジュアルなコットンリネンのジャケットを用いたコーディネートです。全体的に白を基調としたイタリアらしい組み合わせとなっており、春夏らしい軽さを出しつつも、適度に品の良さを保っています。カジュアルなディナーはもちろん、アペリティフなどにもピッタリです。

2. ブレザーコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 春夏 ブレザーコーデ

基本に忠実な春夏のブレザーにネイビーのニットタイを組み合わせたコーディネートです。比較的アメリカンな組み合わせにも見えますが、イタリアでも定番のコーディネートになります。爽やかな印象を出せて、尚且つ失礼にならないコーディネートなので、ディナーに限らず色々なシーンで使いまわせます。もう少し畏まりたい場合は、コットントラウザーズをライト〜ミディアムグレーあたりのウールトラウザーズに変更するのも良いです。

3. スーツ×タイドアップコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 春夏 スーツコーデ

さて、春夏向けの中で最もフォーマルなスーツコーデになります。イタリアらしく茶靴を合わせたシンプルなコーディネートになります。ネクタイも茶色の織柄のネクタイを合わせて、スタイリッシュな雰囲気に組んでいます。靴下は今回はネイビーを合わせてみましたが、靴とスーツの色合い次第では茶色の方が収まりがいい事もあると思いますので、コーディネートのバランスによって変えてみてください。

秋冬向けディナーコーディネート

1. ブレザーコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 秋冬 ブレザーコーデ

秋冬向けコーデの一体目はブレザーコーデになります。一見春夏っぽさもある白のトラウザーズをあえて取り入れたイタリアらしい組み合わせです。また、トラウザーズの素材がコットンギャバジンで、ブレザーがフランネル素材を用いている事に合わせて、靴は表革でなくスエードのローファーを合わせています。この場合チーフを入れない方が、頑張り過ぎていない雰囲気が出せると思いますが、お好みで入れるのも大丈夫です。

2. カジュアルスーツコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 秋冬 カジュアルスーツコーデ

チャコールグレーのフランネルスーツを中心に組んだ、かなり都会的なモノトーンのコーデです。中はモックネックのニットを合わせていますが、もちろんタートルネックでも構いません。スーツにモックネックやタートルネックのニットを合わせるのはもはや定番ですが、だからこそサイズ感や素材感などに気を使うとよりおしゃれに見えます。

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3. スーツ×タイドアップコーデ

イタリア ディナー 服装 男性 秋冬 スーツコーデ

ビジネススタイルとしても通用する、グレーのスーツにプリントタイを合わせたフォーマルよりな装いです。基本的にシンプルで中庸なアイテムで構成されているので、ネクタイの柄は少し派手なものを選んでも大丈夫です。個人的にはこういった色のスーツに合わせる場合、パープルやダークグリーン、ブラックベースのネクタイをお勧めします。

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着こなしのポイント

大きなポイントとして、5つ目のコーディネートを除き、全体を通して白のシャツを使用しています。やはりディナーは夜のイベントなので、カジュアルに着こなすとしてもサックスブルーやカラーのシャツよりは白のシャツを用いるのがなんとなくこなれて見えます。また、特に派手なアイテムを使うこともなく、全体的に非常にシンプルなスタイリングであることを心がけています。服装に気を遣いつつも、時を共にする相手に対する気遣いも大切です。今回は特に関係性を定めていないので、ベーシックな装いを中心に紹介しました。

コーデを組む際に気をつけた方がいい事

ベーシックなアイテムを多用しているからこそ、オシャレに見せたい場合はネクタイの結び目が緩くなっていないか、アイロンがしっかり当たっているかなどといった、細かいところに普段よりも気をつかう必要があります。神は細部に宿ります。例えば、ディナーコーデに限った話ではありませんが、ドレススタイルは勿論ファッションにおける基本として、サイズ感は気をつけるようにしましょう。狙っていないのに変にダボダボだったり逆にタイトすぎるとよくありません。まずは基本として程よく自分のサイズにぴったり合った洋服を選ぶことが大切です。そこからカジュアルダウンする場合は好みのシルエットを追求するのも良いでしょう。

まとめ

イタリア的ディナーコーデの紹介いかがでしたでしょうか。皆様が素敵な夜を過ごすため、少しでも参考になるところがあれば幸いです。他にも色々なスタイリングの記事も書いておりますので、もしお時間あればお読み頂けますと幸いです。

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